ウェッジウッド、経営破たん

ウェッジウッド(Wedgwood)は、イギリスの陶器メーカーで、高級洋食器のブランドとして世界的に有名です。ウェッジウッドを展開するアイルランドのウォーターフォード・ウェッジウッドが、世界的な景気悪化で売り上げが落ち込み、資金繰りに行き詰まって経営破たんしたそうです。今後は、管財人の管理下で、支援企業を探すということです。日本にはウォーターフォード・ウェッジウッド・ジャパンという子会社があります。

ウェッジウッドは、美しい高級陶器で、高級食器として日本でも人気があります。英国王室御用達で「女王の陶器」と呼ばれています。日米英での販売が落ち込んだことにより、経営不振に陥っていたそうです。

ウェッジウッドは、中国製の安価な陶器の影響で、価格競争にまきこまれたというのも、経営不振に陥った要因のひとつのようです。

高級ブランドは、価格競争や不況とは無縁で、お金持ちの需要に支えられていると思っていたので、意外でした。企業経営という面では、安価な商品も作って、数多く売らないといけなかったのでしょうか。
ウェッジウッドという確固たるブランドの地位があったのだから、価格競争に参入しなくても良かったのではないかとも思うのですが。

ウェッジウッドは、陶器職人の家に生まれ、イギリス陶芸の父と呼ばれる陶芸家・ジョサイア・ウェッジウッドが1759年に独立して設立されました。1986年に敵対的買収への対抗措置として、アイルランドのクリスタルガラスメーカーであるウォーターフォード・クリスタル社と合併。ウォーターフォード・ウェッジウッド社となり、その傘下に入りました。

ウェッジウッドは、1995年からの低価格路線でトップシェアを争う地位を守っていましたが、逆にこの転換が世界的な経済不況下ではあだとなってしまったのでしょうか。

ウォーターフォード・ウェッジウッドのデビッド・スカリー最高経営責任者(CEO)は、今後の交渉については楽観視しているようです。

ウェッジウッドも低価格路線のシェア争いではなく、高級洋食器のブランドを大切に守っていけば、いいと思うのですが。

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