野田佳彦新首相、松下政経塾から初の内閣総理大臣が誕生

野田佳彦氏(民主党代表)が菅内閣総辞職による衆参両院の首相指名選挙において、第95代、62人目の首相に指名されました。野田佳彦氏は、松下政経塾の1期生。松下政経塾出身者初の内閣総理大臣です。新しい政治潮流を作れるか注目です。

野田佳彦氏は、千葉県船橋市出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、松下政経塾に第1期生として入塾。29歳の時、千葉県議会議員に当時最年少で当選。1992年、細川護煕氏の日本新党の結党に参加、1993年に衆議院議員に当選。しかし、1994年12月9日に日本新党は解党。その後結成された新進党に参加するも、1996年の第41回衆議院議員総選挙で落選し、新進党を離党、民主党に入党します。2000年の第42回衆議院議員総選挙で当選し、国政に復帰。

野田佳彦氏の経歴の中でも注目点は、松下政経塾出身者で初の首相であること。松下政経塾は、松下電器産業(現在のパナソニック)の創業者である故・松下幸之助氏が、次代の国家指導者を育成するために私財を投じて設立した政治塾です。その第1期生からついに首相が誕生しました。

野田佳彦氏は、大学卒業してすぐに松下政経塾に入塾。松下政経塾の最終面接のときに「身内に政治家はいない」と答えています。政治家の家系でもなく、社会人経験もないまま松下政経塾で純粋培養で育てられた政治家といえるかもしれません。

また、1986年10月から2010年に財務相に就任する前日まで24年間、「朝立ち」と言われる駅前演説を愚直にやり続けました。

松下政経塾の第1期生の同期としては、自民党の逢沢一郎氏がいます。そのほか、民主党の樽床伸二氏、原口一博氏、玄葉光一郎氏、前原誠司氏らは松下政経塾の後輩にあたります。

野田佳彦氏の首相就任にともない、松下政経塾とその出身者に注目が集まりそうです。

松下幸之助が考えた国のかたち
松下 幸之助
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