不登校の原因と対応 - 東京都板橋区の事例

不登校原因対応について、今までの考え方やカウンセリングでは解決が難しいのではないかと思われる状況が明らかになってきました。不登校の子供や親の相談を受ける場合や、サポートをする場合にも、今までとは違う対策が求められそうです。東京都板橋区の調査で、生活保護を受けている世帯の不登校の割合が突出していることがわかりました。不登校と"引きこもり"という関係以外で、原因を調べ、カウンセリングなどの対応をしていく必要があるでしょう。

中学生の不登校の発生率を生活保護や就学援助などなんらかの支援を受けている家庭とそれ以外の家庭による違いが大きいということが東京都板橋区の調査で分かったと毎日新聞が伝えています。経済的支援を受けている家庭における中学生の不登校発生率は、それ以外の家庭の4.8倍にも上るそうです。

板橋区では、就学援助受給率、生活保護の保護率が全国平均の倍以上だそうです。杉並区でもケースワーカーが不登校の中学生がいると判断した家庭の発生率は、杉並区全体の不登校発生率の4倍であることが分かったそうです。

不登校の原因に、家庭の経済状況、低所得であることが大きくかかわっていることがうかがえます。こうした状況が明らかになり、各自治体は、対応として生活保護の不登校児童生徒を支援する事業を始めました。東京都の生活保護世帯自立促進事業の一環として行われています。板橋区は、学習ボランティアの派遣、杉並区は、フリースクールの受講費と通学費を支給するそうです。


不登校対策として板橋区「貧困の再生産を防ぎ、子どもの自己実現を図る」という目標を掲げています。なぜ、生活保護世帯の不登校が多いかとう原因について、学校関係者は、貧困のために、親が食事や洗濯など子供の世話が行き届いていないと感じているようです。そして、そこから生活のリズムが乱れ、不登校になるのではないかと考えられています。

不登校の原因に経済的な理由があるとすると、情報が行き渡っていない可能性もあります。不登校から子供自身が抜け出す行動を起こせるように、カウンセリングやフリースクールなど相談できる場所があることも教えてあげることも対応のひとつでしょう。

関連ニュース
<中学生不登校>生活苦も原因 保護世帯の1割 東京・板橋
(Yahoo!ニュース:配信 毎日新聞)

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