『あしたのジョー』復刻連載、「週刊現代」3月2日発売号から

あしたのジョー』の復刻連載が始まるようです。講談社「週刊現代」で3月2日発売号からです。『あしたのジョー』は、講談社の『週刊少年マガジン』に連載された漫画です。今度は、大人の雑誌での連載。講談社の週刊誌の大きな柱である「週刊現代」の創刊50周年企画だそうです。矢吹丈らの生き様は現代人の心を捉えることができるでしょうか。

『あしたのジョー』は、アニメでは見たことがありますが、原作は読んでいません。アニメの方は、原作にはないキャラクターが登場したりと、原作とは一部異なっているところがあるようなので、復刻連載は楽しみです。子供のころに見たので、ストーリもとぎれとぎれなんですよね。名場面は覚えてるんですが。

『あしたのジョー』のアニメの方は、最初の放送では、テレビ放送が、原作に追いついてしまって、カーロス・リベラ戦で終了していたんですね。『あしたのジョー2』の記憶と混在しています。『あしたのジョー2』では、原作の矛盾点などは整理されているみたいですが、逆に削除されたり、オリジナルストーリがふんだんに盛り込まれたりしていたようです。

『あしたのジョー』の復刻連載の内容はどうかというと、どこまで連載を続けるか決まっていないみたいです。年内は続けられるみたいですが、一部省略されるとも伝えられています。読者の反応次第ということみたいですが、復刻というからには原作のとおりにしてもらいたい気もします。

たとえば、『あしたのジョー2』では、矢吹丈がドサ回りのボクサーになり、そこからはい上がるストーリーは省略されていたところなど。今回、「週刊現代」で復刻されるにあたり、乾智之編集長は「『あしたのジョー』は、格差や不況で閉塞(へいそく)感が漂う現代社会の究極の癒やし。何度挫折してもまた立ち上がる主人公、矢吹丈らの生きざまが、心身ともに疲れきったサラリーマンにパワーを与えると考えた」と伝えられています。

『あしたのジョー』の最終回では、矢吹丈は生きているのかということが話題になりますが、『あしたのジョー』で見るべきところは、結果ではなく、プロセス部分ですよね。特に、「あしたのために」で始まる丹下段平からの手紙。大人なら自分で自分のために書くことができますよね。そして、ドサ回りのボクサーから這い上がるプロセス。この当たりに現代の大人たちに必要なところかもしれません。

昨年は、アンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓、十五の君へ~」がNHK全国学校音楽コンクール 中学校の部課題曲になり、『みんなのうた』でも放送されて多くの人に感動を与えました。今、大人になっている人も、10年後になっていた自分を思い描き、10年後の自分から、丹下段平のような今の自分に宛てて手紙を書くと、将来の不安の中にも道が見えてくるかもしれません。

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(Yahoo!ニュース:配信 産経新聞)

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