正月事始め(しょうがつごとはじめ)、煤払い(すすはらい)
12月13日は、正月事始め(しょうがつごとはじめ)、煤払い(すすはらい)の日です。正月を迎える準備が始まり、神社やお寺では、煤払いが行われます。いよいよ年の瀬(年末)という感じがしてきました。2008年の今年の漢字も発表となり、あとは10大ニュースなど、1年をまとめるテレビ番組だけですね。
正月事始めは、お正月に飾る門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に使う木を山へ取りに行く日だそうです。煤払いは、大掃除のことで、奉公人が新年を実家で迎えられるように、歩いて帰る日数なども考慮して、この日から大掃除を始めるのだそうです。年末にあわただしく大掃除しるんじゃなくて、昔は、ちゃんと逆算して計画的に行っていたんですね。
明日12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日。こちらは記念日とは違うかもしれませんが、年中行事は、いい1年であろうが、不況であろうが、毎年やってきます。でも、今年は、いつにも増して、厳しいの歳末かな。
忘年会もピークのはずですよね。でも、不況のため、お財布の紐はかたく、居酒屋さんなどにとっても厳しいようです。JR東日本では、「お座敷東金号」というお座敷列車を走らせているようですが、気持ちよく忘年会をしている会社はどのくらいあるのでしょうか。
忘年会の始まりは、鎌倉時代とも室町時代とも言われています。当時は、和歌を詠むなど厳かな雰囲気だったようです。江戸時代になって忘年会が特権階級のうさばらしの会になり、明治時代から無礼講のお祭り騒ぎになったようです(参考:Wikipedia)。
忘年会が憂さばらしの場なら、どんなに不況でも関係ないような感じもしますが、今年は事情が違うようです。派遣切り、内定切り、解雇などを背景に、みんなで集まって飲むという雰囲気にならいないという組織も多そうです。
それでも、正月はやってきます。正月事始め、煤払いで準備だけはきちんと整えて、来年は"変(チェンジ)"。こんな時代だから、神頼みで初詣に出かける人も多くなりそうです。
今年は、東京メトロ・副都心線が開業し、その影響で、明治神宮もさらなる人手の増加を予想しています。人が集まってくるということで、『渋谷パルコ』も開業以来始めて元日営業をするそうです。「HELLO KITTY」や「atmos」の福袋を狙っている人は、日にちを間違えないようにしないといけないですね。
そいういえば、以前、神社に参拝する目的が昔と今では違うということをラジオで聞いたことがあります。昔は、1年を無事に過ごせたことのお礼参りで神社に参拝していたそうです。でも、今は、先に神様に自分の願望をお願いするお参りになっています。順番が逆になっているという話でした。二年参り(にねんまいり)で、大晦日にまずお礼をして、年が変わって改めて初詣(はつもうで)して祈願するのがいいのかな。