針供養(はりくよう)の日
針供養(はりくよう)の日ですね、今日は。
ファッション系の専門学校や和裁洋裁の学校などでは、ひと足はやく、休みの前に行われたところも多いようです。
針供養は、関西地方では12月8日に行われるところもあるようですが、きょうは、全国の淡島神社(粟島神社)や、淡島神を祀る堂(淡島堂・粟島堂)がある寺院で、針供養が行われていることでしょう。
針供養は、折れた針や使い古した縫い針や待ち針、ミシン用針を豆腐や蒟蒻のようにやわらかいものに刺して供養します。
また、この日1日は、針にふれないで休めるところもあるようです。
針に感謝するとともに、裁縫の腕が上達することを願います。
物に感謝し、大切にする日本ならではの良い風習ですね。
針供養、既製服が多いなかで、和裁、洋裁をする機会が少なくなっているように思ってましたが、手作りや手芸がブームになっているようです。
特に、ミシンなどの機能が向上し、既製服と同じデザインの服が簡単に作れるようになりました。
それに合わせて、最新のデザインの型紙も本や雑誌についていたり、インターネットで型紙をダウンロードできるサイトも増えてきました。
手作りキットというと、犬や猫の服など、ペット関係がブームの背景にあるのかなという気もします。
それと並ぶのが子供服ですね。
小さい頃は、近所に内職で洋裁をやっている家庭も多く、生地を買っていって、親子で服を作ってもらうことも多かったと思います。
手作りの服を親子で着ているのはほほえましいですよね。
それを最近では、自分で作るひとが多くなっているようです。
子供のころは、既製服にあこがれたりもしたことがありますが、最近では、手作りキットやミシンのデザイン機能で、手作りでありながら、既製服のような最新のデザインが楽しめます。
手作りキットといえば、テディーベアなども手芸の定番です。
そして、趣味が高じて、最近では、手作り雑貨のショップを開く主婦の方も多いと聞きました。
販売方法としては、きちんとお店を構える以外にも、自宅の一室を改造したり、お庭にちょっとしたお店の構えをしたり、ガレージセールやフリーマーケットで売っている方もいます。
その他にも、インターネットのオークションで販売したり、友達のお店や、手芸店、洋服屋さんに販売委託するという方法もあります。
ネットショップを開くにしても、雑貨のお店では、利益を上げることは難しいといわれています。
でも、手作り雑貨を販売することは、特に主婦にとっては、大きな意味があるそうです。
それは、自分が注目されること。
主婦は、子供を産んでからは「○○ちゃんのママ」という呼ばれ方をし、名前で読んでもらえないのだそうです。
それが、手作りの服や、雑貨では、自分オリジナルのブランド名をつけ、そのデザイナーとして自分を見てもらえるのだそうですよ。
主婦にとっては、アイデンティティーを取り戻すきっかけになっているのですね。